初めての越後妻有「大地の芸術祭」の里めぐり

越後妻有(新潟県十日町市・津南町)を会場に開催される、国際的な現代アートの祭典 大地の芸術祭

3年に1度のトリエンナーレ期間外でも、約200点の作品を楽しめちゃうんです!
初めて越後妻有を訪れるあなたにおすすめの「大地の芸術祭」の里のめぐり方を教えちゃいます。

東京23区より広いエリアをどう攻略する?!


十日町市と津南町の広大なエリア全体が美術館となっているため、事前に移動手段と距離の確認をしましょう。バスや鉄道は本数が限られるため、事前に時刻表を手に入れておくのが安心です。
多くの作品を見たい場合は車でのアートめぐりがおすすめ。拠点となる駅でレンタカーを借りることもできます。

→越後湯沢駅レンタカー情報
→十日町駅レンタカー情報

必需品は、スニーカー!?


都会の美術館とは違って、作品を見るために山道を歩く…なんてことも。足元は歩きやすいスニーカーがベスト。山間部では肌寒く感じることもあるので、1枚上に羽織れるものを持っておくと便利です。
また、場所によっては、コンビニや自動販売機が周辺に全くない場合もあるので飲み物は早めに買っておきましょう。

すべてお任せ!オフィシャルツアー


どの作品を見よう?山道の運転は難しそう…
そんな方にはその時期のおすすめ作品をめぐるガイド付きのオフィシャルツアーがおすすめ。食事付きのコースなら、里山のおいしい食材をふんだんに使った自慢の食事もたのしめます。

詳しく見る

まずは、拠点施設へ行ってみよう!

芸術祭は初めてなんだけど…という方は、越後妻有里山現代美術館やまつだい「農舞台」に行ってみましょう。どちらも芸術祭の拠点施設となっていて、常設作品はもちろん季節を通じてさまざまな企画展やイベントが開催されています。
どちらも駅からのアクセスが良いので、行きやすさも兼ね備えています。

画像:レアンドロ・エルリッヒ「Palimpsest:空の池」Photo by KIOKU Keizo

絶対に外せない!
大地の芸術祭を代表するスポット

鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館

廃校となった小学校が、絵本作家・田島征三の手によって生まれ変わった空間絵本美術館。最後の在校生と学校に住むオバケたちとの物語が、校舎いっぱいに広がります。
わくわくするような絵本の世界と仕掛けがいっぱいの楽しい展示は、大人も子供も夢中になること間違いなし。

画像:田島征三「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」Photo by AKIMOTO Shigeru

Tunnel of Light/清津峡渓谷トンネル

日本三大峡谷のひとつである清津峡は、2018年に芸術祭作品としてリニューアルされ、内部全体がアート空間に。雄大な峡谷を水鏡などで内部に映り込ませた幻想的世界が広がります。
トンネル入り口にあるエントランス施設もアート作品の一つとなっており、1階はカフェ、2階には天然温泉の足湯があるので是非とも立ち寄りたい場所です。

画像:マ・ヤンソン/MADアーキテクツ「Tunnel of Light」Photo by NAKAMURA Osamu

まつだい城山作品群(まつだい「農舞台」周辺)

まつだい駅の周辺は、「大地の芸術祭」作品が集中するアートフィールド。特におすすめなのが、まつだい「農舞台」の周辺にある城山作品群。
松代城跡公園に続く散策道には、世界的なアーティストの作品が点在しています。大地に映える色彩豊かな作品、里山の四季を全身で感じながらアート散策ができる、「大地の芸術祭」らしさを存分に堪能できるスポットです。1~2時間で歩くことができます。

画像:パスカル・マルティン・タイユー「リバース・シティ」Photo by YANAGI Ayumi

アート空間で味わう地産地消グルメ

Hachi Café(ハチカフェ)

廃校となった小学校をリノベーションした空間絵本美術館「絵本と木の実の美術館」の中にあるカフェ。校長室と職員室を利用した、おしゃれな空間では、地元のお母さんたちが育てた野菜をたっぷり使った料理やオリジナルスイーツを味わうことができます。

画像:「Hachi Café」 Photo by NAKAMURA Osamu

日帰りじゃもったいない!
ゆっくり泊まってアートをめぐろう

光の館

世界的に活躍する光のアーティスト、ジェームズ・タレルの作品に宿泊することができる世界で唯一の施設。屋根がスライドして天井が開き、時間の経過に合わせて変わる空の景色を楽しめたり、幻想的な光の芸術を全身で感じとれる体験型のアート作品です。
一般の見学ももちろん可能ですが、宿泊者の方だけが体験できるプログラムも。大人気の宿泊施設なので、ご予約はお早めにどうぞ。

画像:ジェームズ・タレル「光の館」Photo by ISHIZUKA Gentaro

秋山郷結東温泉 かたくりの宿

新潟と長野の県境にあたる山間部、秋山郷の入り口にある「かたくりの宿」。明治17年に開校し平成4年に廃校になった木造2階建ての小学校をリノベーションして生まれた、温泉宿泊施設。この地に魅せられ移住したスタッフが迎える宿では、自然の恵みがつまった山の食材を工夫を凝らした献立で振舞います。

画像:Photo by NOGUCHI Hiroshi

地域全体がミュージアム

作品めぐりの途中で出会う棚田や里山の風景、トンネルやスノーシェッド(雪崩対策の為のシェルター)などの土木建築物など、道中に出会う様々な景色から、越後妻有に暮らす人々の営みを感じてみてください。