今回の現地研修は、さる12月9日、鈴木牧之の「秋山紀行」で名高い「秘境秋山郷」を探訪しました。一行17名、バスに乗りメンバーの中の一人津南町出身の滝沢正晴先生のガイドで終点切明で折り返す1日コースでした。

紅葉はすでに過ぎ去り、ブナ、栃の木、白樺などはすっかり落葉し、灰色の樹肌があいきょう良く迎えてくれ、遠くにそびえる苗場山、鳥甲山はすっぽりと雪化粧し、晴天にひときわ映えて写っていました。
奥に入るにつれ道路や雑木林のなかに10センチほどの雪が積もっていました。
奥に入るにつれ道路や雑木林のなかに10センチほどの雪が積もっていました。


峻険な山の頂、細く曲がりくねった道路、深い谷、まさに秘境百選にふさわしい景観と言ってよかろう。間もなく、深い豪雪に包まれる秘境の姿はどんなになるだろう…と思いながら秋山郷を後にしました。


自然が織りなす造形美に心を癒され、滝沢先生の軽妙な名ガイドに聞き惚れながら、楽しい有意義な探訪となりました。ありがとうございました。

私は、46年前に仲間3人で“きのこ”取りに入ったことがありましたが、あの当時とそんなに変わっていない姿にほっとしました。
これからもあまり手を加えられない雄大な自然環境美を保ち続けてほしい。その姿が「秘境秋山郷」ならではの魅力ではないかと感じました。
これからもあまり手を加えられない雄大な自然環境美を保ち続けてほしい。その姿が「秘境秋山郷」ならではの魅力ではないかと感じました。
