雨の日でも楽しいおすすめスポット【新潟県十日町市】

あいにくの雨でも、十日町市内には楽しめる観光スポットがたくさん!雨の日だからこその絶景や、ゆったりアート&文化鑑賞、体験メニューなどでお楽しみください。

生き生きとしたブナが美しい「美人林」

樹齢約100年のブナの木が一面に生い茂っています。その立ち姿があまりにも美しいことから「美人林」と呼ばれるようになりました。
雨が葉に当たる雨音や幹を濡らす様子は、雨の日だからこそのブナ林の生命力を感じられます。
傘をアクセントに散策している様子を撮影するのもおすすめです!

大自然を間近で鑑賞「清津峡渓谷トンネル」

黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つとして知られる「清津峡」。2018年の大地の芸術祭にて、中国の建築家集団「マ・ヤンソン / MADアーキテクツ」のアート作品として改修されました。
約750mのトンネルの中から鑑賞するので、雨の日でも傘なしでOK!アートなトンネルを進むと、柱状節理の岩肌や力強い清津川の流れを鑑賞したり、大峡谷のパノラマを楽しめます。

静かなる歴史を感じる「大棟山美術博物館」

大棟山美術博物館は、平成元年、村山家第三十一代当主が700年に近い歴史をもつ旧村山家宅と庭を博物館にしたものです。
新潟県の名水「柳清水」が沸いており、古くから地域住民はもとより、遠方から訪れる人々の喉を潤しています。
苔むす石段や歴史ある建物は、雨の日でも趣を感じられるスポットです。

見て触って体験できる「十日町市博物館 TOPPAKU」

国宝・新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器(57点)の中に含まれる、著名な火焔型土器・王冠型(おうかんがた)土器などをはじめとし、十日町市の多様で豊かな自然と歴史・文化について知ることのできる施設です。
2020年6月にリニューアルオープンし、プロジェクションマッピングを使用した展示や、アバターとなって縄文の世界へ飛び込める遊び心あふれる展示があり、子どもから大人まで楽しく学ぶことができます。

廃校が絵本空間になっちゃった!「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」

廃校になった学校は、集落の人々と絵本作家・田島征三によって小さな美術館になりました。カラッポになった校舎を舞台に、最後の在校生と学校に住みつくオバケたちとの物語が、絵本『学校はカラッポにならない』となり、その物語が校舎いっぱいに広がります。
雨の日の憂鬱さが吹き飛んでしまうようなカラフルなアート作品で心の栄養をチャージしてみませんか。

雪国の文化がはぐくんだ工芸体験

織物に適した雪国の風土から、究極の手仕事「十日町絣」「十日町明石ちぢみ」がこの地で生まれ、現在でも丁寧かつ精密に仕上げる高い技術によって、全国有数の着物の総合産地とされています。
そんなきものの街で織物体験や小物づくりをしてみませんか。

また、冬の風物詩「ちんころ」や、松之山の「野鳥こけし」など、雪国ならではのかわいらしい工芸品づくりは旅の素敵なお土産になること間違いなしです♪