700年近い歴史をもつ旧宅に眠る「坂口安吾」の貴重な遺品

だいとうざんびじゅつはくぶつかん大棟山美術博物館

公開中

敷地内には新潟県の名水「柳清水」が沸いています。夏でも冷たく、古くから地域住民はもとより遠方から訪れる人々の喉を潤しています。博物館入口前に取水口が整備されていて、汲むこともできます。

大棟山美術博物館は、平成元年、村山家第三十一代当主が700年に近い歴史をもつ旧村山家宅と庭を博物館にしたものです。見所は村山家の歴史、伝統はもちろんの事、三十一代当主の叔父に当る坂口安吾の貴重な遺品や、豪農の暮らしを伝える生活調度品、書画、陶芸品等の数多くの芸術作品の展示です。安吾はもともと松之山随一の旧家である村山家に、叔母の貞と姉のセキが二代続けて嫁いでいたという縁で、昭和5年から13年にかけて頻繁に松之山を訪れていました。
平成28年には十日町市指定文化財に登録されました。

例年5月の第3土曜日に「坂口安吾まつりin松之山」が開催されます。一般見学ご希望の方は午前中にお願いいたします。

information

基本情報

住所新潟県十日町市松之山1222
営業時間9:00~16:00
●休館日 火曜
●2023年は4月29日(土祝)から開館、11月降雪時期まで(冬期閉館)
料金入館料大人500円/小中高生300円(※冬期休業)

問い合わせ先

問い合わせ先大棟山美術博物館
電話番号025-596-2051
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