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フジロックや長岡花火の寄り道にも!夏の新潟旅行で立ち寄りたいおススメスポット10選【新潟県十日町市】

2025.07.23

いよいよ夏休みシーズン到来。

新潟県はフジロック2025に長岡花火にと早くもイベントが目白押し。目的地は決まっているけど、その道中に立ち寄れるちょうどいいスポット無いかな~とお探しの皆さん、ちょっぴりユニークな里山に寄り道してみませんか?

夏らしい景色やとっておきの写真が撮れるスポット多数。ぜひ旅の計画の参考にしてみてください!

絶景×アートな冷んやりスポット!
「清津峡渓谷トンネル」


黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つとして知られる「清津峡」。川を挟んで切り立つ巨大な岩壁は全国に誇るV字形の大峡谷をつくり、国の名勝・天然記念物にも指定されています。トンネル内は夏場の平均気温が約20℃~24℃と涼しく、連日の暑さを忘れられる冷んやりスポットとしても注目されています。

事前予約制による入坑制限を行っている期間がありますので事前にご確認の上お出かけください。料金・予約方法など詳細はこちら

併せて立ち寄りたい美味しいスポット
R353沿い「米の駅」

地元で栽培された魚沼産コシヒカリを使ったおにぎりのテイクアウト専門店。清津峡から最も近いおにぎり屋さんです(車で約20分)。おにぎりの他にも、地元で収穫された新鮮な野菜を購入できます。詳しくはこちら

野鳥の声に癒される「美人林」


松之山松口の3ヘクタールほどの丘陵に広がる樹齢約100年のブナの木々。大正末期、木炭にするため全て伐採され裸山になりました。ところが翌年春、ブナが一斉に芽生えて成長し、現在の姿に。その立ち姿の美しさから「美人林」と呼ばれるようになりました。

ブナの木陰で周辺より気温が2℃低いと言われており、ブナの木の間を吹き抜ける清々しい風を感じることができます。詳しくはこちら

併せて立ち寄りたいスポット
地元産の山菜や野菜の販売所「森森市(もりもりいち)」


ブナの間伐材で手作りされたお土産品、地域で採れた地場野菜や加工品などが販売されています。新鮮な夏野菜がGETできるかも。7/3更新・美人林ご紹介ブログ記事はこちら

美人林のお隣の里山科学館
越後松之山「森の学校」キョロロ


雪国の里山のど真ん中に位置する小さな科学館。雪降る里山「雪里」の生物多様性に関連した展示や豊富な体験プログラムで里山を楽しく体験し学ぶことができます。

7/19(土)からは夏季企画展「われら両生類!里山のカエル展Ⅱ」が開催中。お子様連れにもぴったりのスポットです。詳しくはこちら

テレビ東京で紹介されて話題に!
日本三大薬湯・松之山温泉


今から800年ほど前、一羽の鷹が舞い降りて傷ついた羽を休めているのを木こりが見つけ、そこに湧く熱泉を発見したという伝説が残る、歴史ある温泉です。
また、越後守護上杉家の隠し湯であったという説も。その効能は古くから知れ渡り、有馬、草津と並び日本三大薬湯といわれるほど。

テレビ東京「一茂&成田の本当に!行ってよかった関東から近い温泉地ランキングBEST100」でご紹介されお問い合わせが相次ぎました。その効能は如何に。日帰り温泉もありますので、ぜひご自身でご体感ください!詳しくはこちら

松之山温泉にいったら食べ歩きもどうぞ


名物・しんこ餅の他にもニュースポットでは黒炭コーンとオリジナルクッキーがついた可愛いソフトクリームなど、食べ歩きも楽しめます!松之山温泉について詳しくはこちら

一度見たら縄文沼にハマっちゃうかも!?
国宝・火焔型土器が見られる「十日町市博物館」

国宝火焔型土器
十日町市の豊かな自然と歴史・文化のストーリーを楽しく学べる十日町市博物館TOPPAKU(とっぱく)。

新潟県十日町市は県内で初めて国宝指定された火焔型土器が発掘された場所なんです!教科書などで誰もが目に触れたことであろう縄文土器の本物は圧巻のスケール。館内は「縄文時代と火焔型土器のクニ」「織物の歴史」「雪と信濃川」の3つのテーマで楽しくまわれます。

8月24日まで夏季企画展「火焔型土器だけじゃない! 十日町の縄文」を開催中。最新の博物館レポはこちら

国宝 火焔型土器とほぼ同じ大きさ重さのレプリカは本物そっくり!実際に触れたり持ち上げることができます。

気分爽快!
越後妻有 大厳寺高原キャンプ場のSUP体験

大厳寺高原キャンプ場での水上アクティビティ
天水山の中腹、標高700メートル程に位置する大厳寺高原。緑あふれる高原には、ブナ林や草原、池があり、野鳥の声が響きわたります。

不動池でSUP(スタンドアップパドルサーフィン)やカヌー体験の他、ダウンヒルサイクリング、ノルディックウオークなどのアクティビティも充実しています。アクティビティは日帰りでも体験OK。アクテビティ派の方にピッタリなスポットです。詳しくはこちら

高原レストラン「希望館」の冷やし中華。大きなメロンがたまりません!お食事だけでもどうぞ。

田んぼのパンダに会いに行こう!
松之山の棚田アート


爽やかな風が吹く山深い十日町市松之山下布川地域の山間に現れる棚田アート。
東京都内3か所で、ごはん専門店「おひつ膳-田んぼ」を経営している方々が地元住民と協力し手作りしており、可愛らしいデザインは毎年変わります。みんなの大切な農地ですので鑑賞マナーを守ってご覧ください。詳しくはこちら

室内作品多数!子供も楽しいアート施設
「奴奈川キャンパス」


奴奈川(ぬながわ)キャンパスは、2014年に閉校した小学校をまるごと利用した「大地の芸術祭」の施設です。2024年からは“子ども五感体験美術館”としてリニューアルし、「見ること」以外の要素を含んだ、全身で楽しむアートを展開しています。

越後妻有に移住し農業をしながらトップリーグを目指す農業女子サッカーチーム「FC越後妻有」や「棚田バンク」の活動拠点にもなっています。詳しくはこちら

夏の里山はアートがいっぱい!
大地の芸術祭夏秋プログラム「越後妻有 2025 夏秋」


世界最大級の国際芸術祭であり、日本中で開催されている地域芸術祭のパイオニアである「大地の芸術祭」。

新潟県十日町市・津南町を越後妻有地域(=大地の芸術祭の里)と呼び、豊かな四季が巡る里山で1年を通して作品を展示しています。

この夏から秋にかけて大地の芸術祭夏秋プログラム「越後妻有 2025 夏秋」が開催中。いくつか施設を巡るなら共通チケットがお得です!詳しくはこちら

ココがポイント! 緑生い茂るシーズンから、新米のおいしい季節まで行われる企画展やイベントとあわせて、「越後妻有を巡る旅」をお楽しみください。今回の共通チケット特典には、清津峡渓谷トンネル《Tunnel of Light》の事前予約不要、十日町市博物館の入館割引など新しい特典も。
会期 2025/7/19(土)~11/9(日)
※祝日を除く火水定休(平日開館施設は、8/12(土)、13(日)は営業)
共通チケット 【料金】
一般2,500円/小中学生1,000円/未就学児無料

【販売開始】
2025/6/20(金)※オンラインのみ有効期間前に販売開始

販売・オンラインチケット引換場所 ●現地販売・引換(7/19(土)~実券販売)
十日町市総合観光案内所、松代・松之山温泉観光案内所、清津峡観光案内所、津南町観光協会、越後湯沢駅 芸術祭案内所(土日祝)、MonET、まつだい「農舞台」、その他作品受付など
●オンライン販売(6/20(金)~※ご利用前に紙のチケットに要引換)
asoview!
※その他の販売場所は、以下の[チケット引換・販売場所]をご確認ください。
お得情報 【共通チケット提示|連携施設特典】
・十日町市博物館:常設展入館料100円引き(1回限り) ※原則月曜定休
・明石の湯:一般、小中学生ともに100円引き(何回でも)

【共通チケット提示|芸術祭作品割引】※共通チケットだけではご利用いただけません。
・清津峡渓谷トンネル《Tunnel of Light》:共通チケット所持者は、事前予約なしでご入坑いただけます(芸術祭作品割引を適用した入坑券は事前購入ができません。現地の券売機でご購入ください)。入坑料一般600円、小中学生100円引き(1回限り)
・《JIKU #013 HOKUHOKU-LINE》:鑑賞料一般・小中学生ともに100円引き(1回限り)※別途乗車券が必要
・《越後松之山「森の学校」キョロロ》:入館料300円引き(1回限り)
・期間中の共通チケット対象施設2回目のご利用が入館料半額

ちょっぴり不便も楽しんで♪
レンタサイクルで里山を巡ろう

電車やバスの本数が少ない田舎だからこそ、急がずまったり過ごす時間も旅の醍醐味。駅から移動手段に迷ったらレンタサイクルも一つの手です。夏の里山や楽しいスポットを巡れるモデルコースを参考に計画を立ててみるのもおススメ!モデルコースはこちら

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この記事をかいた人

ねじ太

越後妻有の自然とアートを愛する観光協会スタッフ。 趣味は食べ歩きと写真撮影(ついつい食べる方が優先されがち)。カメラを片手に美味しい食べ物や素敵な風景を探しに出かけています♪