さとやまノート松代エリア観光スポット
まつだい農舞台「麦わら彫刻展-苞と種子と」
2016.12.04
「まつだい農舞台」でとっても素敵な企画展が始まりました~ヾ(*・∀・)/
サカキトモコ 麦わら彫刻展
「 苞と種子と(つと と たね と)」
BRACT AND SEED
突然ですが!!
みなさんは〝ヒンメリ〟をご存じですか?
私は北欧インテリアのサイトで見たことがあって
なんとなくのフォルムと名前は知っていました。が、
それ以外は全く知らなくて。
今回の展示を通して、初歩的ですがヒンメリを知ることができました☆
とわいえ調べてみても〝ヒンメリ〟の情報はまだまだ少ないみたいなので簡単に説明すると、
麦藁に糸を通し、幾何学的な多面体をつなぎ合わせて吊した装飾品(モビール)で
12世紀から伝わるフィンランドの伝統装飾品なのだそうです(*’∪’*)
日本でもじわじわ人気が高まっているらしいです♪
さて、なぜ〝ヒンメリ〟という言葉をだしたのかというと~
今回の企画展の作家さんは、そのヒンメリを原点として創作活動をされている方だからです!
〝ヒンメリ〟を調べていくと、その魅力を日本に紹介してきた第一人者に
「おおくぼともこ」という作家さんにいきつきます。
(ご興味がありましたら調べてみてくださいね!)
▽おおくぼともこさんオフィシャルサイト
STRAW MOBILE HIMMELI TOMOKO OKUBO – おおくぼともこ
その「おおくぼともこ」さんがオリジナルに創作した作品。
それを〝麦わらの彫刻〟と捉え、創作活動名を「サカキトモコ」として発表している、そんなストーリーがある企画展が今回やってきているのです~☆
ですので、この企画展をご覧になる際には
ヒンメリというものの意味や歴史などを
頭の片隅において見ていただくと数倍も楽しめるのではないかと思います(*´∀`*)
もちろん!
予備知識なしで感じるままにご覧になっても楽しいはずです~♪
とっても神秘的で素敵です♡
▼ギャラリーのようす
※ギャラリー内の撮影は禁止です。
今回は、特別に許可をいただいて撮影させていただきました。
麦わらと糸によって組み上げられた作品は
繊細で不思議な存在感があります!
壁に映し出される影がまた、作品の美しさを引き立てていますよ(*´д`*)
風が入ると作品がクルクル・ユラユラと動いて幻想的♡
癒しの世界に引き込まれていきそうです。
神秘的で自然の循環やエネルギーも感じる展示となっています!!
▽まつだい「農舞台」ギャラリー企画展についてはこちら
サカキトモコ麦わら彫刻展「苞と種子と」
▽大地の芸術祭公式HPはこちら
越後妻有 大地の芸術祭
▼12/3はヒンメリWSが行われました!
ヒンメリの基本形は、立体の正八面体!
12本の麦わらを一本の糸で平面的につなぎ、
糸の端と端をむすぶと・・・ 一瞬にして立体に姿をかえます(*゚o゚*)
麦わらはストローのように筒状になっていて面白い!
長さを変えたりしながら、正八面体のパーツをいくつか作成して組み合わせていきます。
ヒンメリを入れ子にしたり、縦につなげたり、バランスをとらせるように横に配置したり。
1時間半くらいかけて参加者それぞれにヒンメリを完成させました(*´∪`*)
出来上がりの形は、人の数だけあるそうで、
それぞれ個性があって素敵な作品ができました~☆
ヒンメリは、太陽神の誕生を祝い、翌年の豊穣を祈願する冬至祭「ヨウル(Joulu)」の装飾品としてつくったのが始まりとされているのだそうです。
自分でつくったヒンメリを飾って、自然の恵みに感謝し、健やかな生活をおくれるよう祈願しながら、冬至の日を迎えたいと思います(*・∀・)/
※展覧会開催中は、農舞台ショップにて【ヒンメリキット・麦わら・関連本など】販売しています!
見ても作っても楽しい「サカキトモコ 麦わら彫刻展」は、
2016年12月3日(土)~2017年1月9日(月・祝)の開催です!
まだ始まったばかり!で・す・が
約1か月と開催期間が短いのでお早目のチェックをオススメします~♪
料金 / 一般600円、小中学生300円 *まつだい郷土資料館入館料含む
開館時間 / 10:00~17:00(最終入館/16:30)
会場 / まつだい「農舞台」ギャラリー
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matsudai
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