さとやまノート松代エリア棚田のようす松代エリア

星峠の棚田の四季~移りゆく一年~

2022.10.07

十日町市の棚田の中でも、その美しい景観から毎年多くの方が訪れる星峠の棚田。

星峠の棚田の一年をまとめたので、来訪時のご参考にどうぞ♪
※主に、平成31年から令和3年までに撮影された写真です。

【一年の様子】

まずは1月。撮影日は令和3年1月26日。現地確認へ行った時のものです。
なんということでしょう……そもそも道が開いていません!実は、降雪期の星峠の棚田へ行く道は道路除雪をしないため車の侵入ができません。棚田自体も2~3メートルの雪で覆われているため見学ができないのです。
この画像では道路のアスファルトが見えていますが、それすら珍しいほど雪が降ります。

日本でも屈指の豪雪地帯。2月・3月も降り積もった雪が進路をふさぎます。
写真は令和3年4月11日時点のもの。除雪車が大分奥まで除雪を進めてくれたようですが、まだ開通していないのでしょう。通行止めの看板が立っています。

令和3年は4月22日時点でやっと星峠の棚田を見れるようになっています。

ちなみに下の写真は令和2年4月16日に撮影されました。令和3年よりもだいぶ早い雪解けです。その年の降雪状況や天候によって様子がだいぶ変わるのでご注意。

さて、5月の様子。平成31年5月17日の写真です。よく見ると一部の田んぼでは既に苗が植えられています。例年5月中旬には田植えが始まる星峠の棚田。こちらも、天候や農家の方の判断によって始まる時期が前後します。

ちなみにこちらは平成28年5月18日の早朝に撮られた写真。薄く雲海が出ており綺麗ですね。光源の向きから、東向きの棚田であることがよく分かります。撮影角度や場所を変えるとご来光も一緒に撮れるかもしれません。
※時間帯によってはカメラマンで混みあいます。事故やトラブルに細心の注意を払い、マナーを守って撮影しましょう。

さて、6月に入ると、大分苗が育ってきていることが分かります。撮影日平成31年6月25日。

令和2年7月3日撮影。見渡す限りの緑!稲がたくましく育ち力強さを感じます。一方で畔の草刈りは大変な作業。

こちらは令和2年9月7日の様子。ススキが風に揺れ、稲も黄色が目立つようになり、大分秋らしくなってきました。農家の方は毎日天候をうかがう日々。カメラマンにとっては黄金の棚田を撮るチャンス。

令和2年9月16日。とうとう稲刈りが始まりました!例年9月中旬には一斉に稲刈りが始まります。コンバインや軽トラックがたくさん道路を走るので、運転時は農耕車優先でお願いいたします。

ちなみに9月は昼夜の寒暖差が激しくなり、空気の湿度も比較的高いため、雲海が出現しやすい時期でもあります。ただし条件が揃っていても雲海を見られないことも…。写真は平成29年9月9日のもの。撮影場所は他の写真と異なりますが、これも星峠の棚田で見られる絶景。

10月に入ると、例年ほとんどの田んぼで稲刈りが終わります。写真は令和2年10月9日撮影。どこかもの悲しさを感じます。ですが街中では新米が出回っています。農家の皆さんを応援したい方は是非お買い求めください♪

こちらは令和2年10月18日の様子。星峠の棚田は春が来るのが遅いため、あらかじめ秋に代搔き(土をかき混ぜ空気を含ませやわらかく均等にする作業)まで終わらせてしまいます。そうすることで来春すぐに田植え作業に移ることが出来るのです。山間部の知恵ですね。代搔きが終わった田んぼは雨水が溜まりやすくなり、水鏡のようになります。

令和2年11月17日。絶景ですね!

しかし……美しい秋は間もなく終わりを告げ、11月中旬には初雪が降る年もあります。
間もなくして棚田は2~3メートルの雪の下へ。
積雪期は道路除雪をしないため星峠の棚田まで車の侵入が出来ません。棚田は雪に覆われ見学できなくなりますのでご注意ください。

【撮影スポットについて】

星峠の棚田には2ヶ所の駐車場・撮影スポットがあります。

こちらは入口にある撮影スポット。大型バスも駐車可能です。このブログで紹介した写真はほとんどがここから撮影しました。北向きです。

こちらは少し進んだ先にある駐車場と撮影スポットでお手洗いもあります。こちらも大型バスが駐車可能ですが、狭いので切り返しにはご注意ください。南向き。

【十日町市観光協会からのお願い】
棚田自体は観光用地ではありません。地域の農家が先祖から受け継ぎ、大切に守りながら、生業として耕作をしている場所であり私有地です。棚田を見学する際は、マナーの厳守をお願いします。

また、星峠の棚田をはじめ、十日町市の棚田は後継者不足により地域の方のみでの保全が年々難しくなっています。いつまでも星峠の棚田の維持ができるよう、募金へのご協力をお願いいたします。
※展望台に募金箱が設置されています。
ゴミはポイ捨てせずに持ち帰るだけで地域の方々の負担は軽減されます。どうか、よろしくお願いいたします。

星峠の棚田の詳細はこちらから↓
https://www.tokamachishikankou.jp/spot/hoshitougenotanada/

特集「十日町市14地区の棚田が農水省「つなぐ棚田遺産」に認定されました」https://www.tokamachishikankou.jp/special/tanadaisan/

この記事をかいた人

ちみ

観光協会の新米スタッフです。十日町は蕎麦だけじゃなくて蕎麦湯もおすすめ!