さとやまノート中里エリア

雪国の伝統を海外の人に…!

2017.02.09

今月22・23日の2日間、海外の方をお呼びして冬の雪国の魅力を発信する「いらっしゃい!モニターツアー」のため、日々準備を進めています!

当日は雪遊びやあんぼ作り、かんじき体験などを通して雪国を体験していただく予定です♪

その中の道具として…
みなさんこれは何かわかりますか??
スッポンと竹スキー

左からスッポンと竹スキーです!!
これは中里地域のわら細工の名人がせっかくならと貸してくださいました!
名人はこのスッポンを1日程度で作ってしまうとのことですが、それでもまだまだ修行中なのだとか…(>_<)
昔はこれを履いて(なんとハダシで!!!)学校に通っていたそうです。その際、スギの葉を入れて履くとクッション効果と葉から出る油で足がコーティングされて暖かいんだとか!w(*゚o゚*)w
履き口はこんな風に編んであります^^
スッポン拡大

そしてもう一つは竹スキーです。冬場に生の竹をとってきて、先をあぶって曲げ、節をきれいに削いで作ってあります。綱をもって長靴で乗ったらあとはスキーのように操作するんだそうです。(スリリング・・・!)
竹スキー 竹スキー拡大

両端に節を残すことで強度を増してるんだとか…!知恵とこだわりを感じます!

そしてこちらはクロモジという木で作った果物フォークと楊枝です。お孫さんといっしょに作るとすごく喜んでくれるそうです^^
クロモジの楊枝

と、こんな風に様々なものに昔の知恵が詰まっていることに驚きました。
きっと海外の方にはさらなる驚きと発見の連続なのではないでしょうか^^
2日間の中で雪国の魅力をお伝えできるよう、これからも準備を進めていきたいと思いますヾ(@^▽^@)ノ

この記事をかいた人

nakasato

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