さとやまノート十日町エリア

「きもの」と「雪」の繋がりをご存じですか

2023.04.08

道の駅クロステンのホールに出現した「雪玉」。
4月10日からの「十日町きもの月間」スタートに合わせ、十日町地域振興連合会の皆様が飾り付けてくださいました。

ここ、新潟県十日町市は日本有数の豪雪地帯。冬には例年2~3mの雪が積もる地域です。
「雪玉」は、そんな十日町の雪をイメージしたオブジェ。

十日町地域振興連合会の皆様は、にぎわいの創出を目的に市内の様々なところで「雪玉」展示を行っていらっしゃいます。4月29日からは市民交流センター分じろうの前、本町二丁目アーケードにも出現するようです。

「雪」と「きもの」
この2つに深~いつながりがあるのを、みなさまご存じでしょうか。

1200年以上の歴史があるといわれている十日町織物の歴史ですが、豪雪地帯と言われるこの地域の気候風土がその歴史の背景にあります。
半年間、雪に閉ざされる農閑期に糸をつくり、それを織って布にしていたことから十日町織物の歴史は始まったそうです。

そして、雪深い環境がもたらす最適な湿度と、黙々と根気強く作業に向き合うこの地域の人々の手により織物が栄えていったようです。

もっと詳しい話が知りたい!という方は、日本遺産に認定された「究極の雪国とおかまち ー真説!豪雪地ものがたりー」のストーリーを読み込んでみてくださいね。
「雪」と共に育まれた5つのものがたりをご紹介しています。

日本遺産「究極の雪国とおかまち ー真説!豪雪地ものがたりー」
https://snowrich-tokamachi.com/
雪から生まれた5つのものがたり「着ものがたり」
https://snowrich-tokamachi.com/story/clothes/

この記事をかいた人

まーさん

十日町生まれ十日町育ち、こよなく地元を愛する観光協会スタッフ。 好きな食べ物は、レバ刺しとビール。