大きな雪山から、雪の家を作る「かまくら」。
新潟県の魚沼地域（十日町市含む）では「ほんやら洞」という名で親しまれています。

1月の14日夜から15日朝にかけて、この地域では伝統的な小正月行事が行われていました。（今も一部地域では行っています）
子供たちは拍子木を打ち鳴らして、作物を食い荒らす悪い鳥を追い払う「鳥追い唄」を歌いながら、村や町内を回り、家々から餅や菓子をもらいます。
その後、「ほんやら洞」の中で、餅を焼いたりして過ごしました。
地域の子どもたちにとっては、冬のとっておきの楽しみだったんでしょうね。

誰もが憧れる！？ほんやら洞（かまくら）が十日町市内にできていると聞き、早速お邪魔してきました～！

ほんやら洞が出現したのは、古民家宿「KOME HOME」さんの目の前。
KOME HOMEさんは十日町駅から車で15分、囲炉裏のある古民家宿です。

雪の入り口を進むと、、、これだけの人数が入れる広い空間が！
入ると思っていたより暖かく、広いな〜という印象でした。
七輪を囲んでワイワイガヤガヤ・・・

温かい飲み物にで心も体もぽっかぽか。
七輪ではお餅やマシュマロを焼き焼き。
“美味しいね〜”と言いながらみんなでテーブルを囲んでわいわい食べるのは、最高なひとときでした。

こちらの「”ほんやら洞”（かまくら）体験！」は、ほんやら洞が解けるまで（2月末を予定、3月は天候次第）の期間限定で受付中です。
プランにはわら帽子（すげぼうし）のレンタルも含まれるので、記念にこんな写真も撮れちゃいます。

今年の冬、心温まる思い出作りにいかがでしょうか。

”ほんやら洞”（かまくら）体験！

• 60分コース（ほんやら洞体験のみ）
  ・温かい自家製ドリンク（甘酒またはサングリア風ドリンク）お1人様1杯　※お代わりは1杯500円 ・七輪であべさんちの自家製餅を焼いて、地域の味を味わう
  ・地域の伝統的な遊び「釣りせんべい」 etc
  【料金】2,500円／人　
  　※ほんやら洞使用、七輪使用、温かいドリンク1杯、お餅2つ程度、釣りせんべいセット、マシュマロ
• 90分コース（ほんやら洞体験＋河川敷スノーシュー）
  ・60分コースの内容
  ・伝統スノーシュー「かんじき」を履いて、雪国らしい景色を楽しみながら、河川敷の雪原を歩きます！
  【料金】3,500円／人　
  　※60分コースの内容に加えて、ガイド付きかんじき歩き体験、かんじきレンタル

ご予約はこちらから

古民家宿「KOME HOME」

【住所】新潟県十日町市馬場丙472-1
https://www.tokamachishikankou.jp/spot/komehome/

この記事をかいた人

まーさん

十日町生まれ十日町育ち、こよなく地元を愛する観光協会スタッフ。 好きな食べ物は、レバ刺しとビール。