さとやまノート松之山エリア

雪国で自分自身と向き合う旅「雪国リトリート」が始まります

2024.02.01

有名な観光地に行きたい!憧れのホテルに泊まりたい!そんな旅行だけでなく、
旅先での出会いや学び、その土地でしかできない経験がしたい、そんな事を感じていませんか?

最近、聞こえてくる「リトリート」という言葉をご存じでしょうか。
直訳をすると「退却」や「後退」という意味を指す言葉ですが、最近では『日常生活から離れて自分と向き合う旅行すスタイル』としても知られてきています。

雪国という文化的背景を共にする雪国観光圏(新潟県魚沼市、南魚沼市、湯沢町、十日町市、津南町、群馬県みなかみ町、長野県栄村の3県7市町村)と新潟県では、この土地ならではの「雪国リトリート」という取組みを始めています。

■「雪国リトリート」について
\公式ウェブサイト公開しました/
https://snow-country.jp/retreat/
「雪国リトリート」ブランディング推進事業(新潟県)
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/minamiuonuma_kikaku/yukiguni-retreat.html
プラン一覧はこちら
https://www.snow-country-tourism.jp/posts/categories/8994813

今回、十日町市の松之山温泉を舞台にした雪国リトリートのプランが完成しました。

その名も…
美しい里で「自分を愛する」リトリートin日本三大薬湯 松之山温泉
聞いただけでほっこり、温かい気持ちになりそうなプラン名です。

3月6日(水曜日)~8日(金曜日)の2泊3日で実施します。
プラン詳細はこちら

舞台となる松之山温泉は、1200万年前の化石海水が温泉となり湧き出ているといわれる神秘的な温泉だって知っていましたか?

詳しく知りたい方は↑こちらをご覧ください

この松之山温泉の太古のエネルギーを活かした、オリジナルのリトリートプランを考えたのが、移住者の嶋村彰(あきら)さん。松之山黒倉で神目箒(ホーリーバジル・トゥルシー)を栽培、加工、販売しています。
嶋村さんの取組「まつのやま茶倉」について

嶋村さんの発案に賛同し、リトリートガイドとしてかかわるのが「ever.doichi」のヨガティーチャーの中島 美里(みさと)さん。

「雪国リトリート」では、参加者が自分自身と向き合う(内省)ために、それを誘う【リトリートガイド】の存在がとても大切であると考え、2年間にわたりリトリート事業者Tomaru(トマル)さんを講師に迎えガイド研修を実施してします。
もちろん美里さんも、この研修の受講者。リトリートガイドとして<聴く力><地域の力を引き出す力><コーチングスキル>を学び、「雪国の聴きびと・リトリートガイド」として皆様を誘います。
そしてプランのタイトル「美しい里」には、美里さんのお名前が入っているのです。

今回のプランは2泊3日。3日間を過ごすベースとなるのが松之山温泉街の「湯守処 地炉」。囲炉裏と足湯がある移築古民家で、松之山温泉を舞台に人と人の縁を繋いできた施設です。

湯守処地炉

1日目は、3日間のリトリートの始まり「種まきの時間」。
はじまりの対話では、雪国リトリートガイド美里と一緒に「その場に入る準備」を行います。太古の知恵の一つであるヨガの瞑想を織り交ぜながら、心と身体をゆっくりとこの土地に馴染ませていきます。
そして、舞台となる松之山温泉の事を知る為、この土地の軌跡をたどりながらご案内をしてくださるのが、今回のお宿でもある「ひなの宿ちとせ」ご主人の柳一成さん。

懐かしさと温もりを感じる地炉

「ひなの宿ちとせ」ご主人の柳一成さん

2日目は、この湯守処 地炉を舞台に ローカルガイド<雪国の語りびと> の彰さんと過ごします。松之山黒倉で農に携わりながら暮らす彰さんが良く語る言葉が「自然に生かされている」。雪国で暮らす彰の生き方に耳を傾け、体験を通して「今ここで生かされている」意味を感じてみましょう。
昼食では地元食材を使用した温泉調理を参加者の皆さんと一緒に行います。太古の海水の恵みを受けた食事を、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、五感全てを通じて味わうことができます。

地炉を囲み、参加者と対話を行います

最終日は3日間を過ごしたこの小さな温泉街で、感じたことや気づきに触れ、自分と向き合う一人だけの時間をたっぷりと過ごしていきます。
1人の時間を過ごした後はおわりの対話で3日間を振り返り、その地での気づきや感動を分かち合う時間を持ちます。

そして、太古の知恵と繋がった穏やかな心と身体で、美しい里・松之山温泉を後にします。

雪国の秘湯・松之山温泉でしかできない、太古のエネルギーを感じるリトリートプラン。
日々の喧騒から離れ、自分自身と向き合う贅沢な時間を過ごしてみませんか。

ー太古の知恵が彩る、心と身体の穏やかな時間ー
を一緒に感じてみましょう。

美しい里で「自分を愛する」リトリートin日本三大薬湯 松之山温泉

【日程】2024年3月6日(水曜日)~8日(金曜日) 2泊3日
【集合】3月6日(水曜日)12時30分まつだい駅集合
【解散】3月8日(金曜日)14時30分まつだい駅解散
【料金(税込)】130,000円

 ▼プラン詳細は下記リンクからご確認ください。

この記事をかいた人

まーさん

十日町生まれ十日町育ち、こよなく地元を愛する観光協会スタッフ。 好きな食べ物は、レバ刺しとビール。