さとやまノート

松之山温泉郷「醸すカフェ」のプリンをご存知ですか?

2023.05.01

日本三大薬湯として知られる、新潟県十日町市の「松之山温泉郷」。お宿やお土産屋さんが並ぶ温泉街の一角に、松之山温泉ならではの個性的なプリンのお店「醸す(かもす)カフェ」が新しくオープンします!

※現在はプレオープン。5月末以降に本格的にオープン予定♪


古き良き温泉街の中で、ひときわ洗練された雰囲気の店内。去年改装された「里山ビジターセンター(湯治BAR)」のダークでシックな雰囲気と対極になるようデザインされたそうです。
どちらも街歩きを楽しんでもらうための素敵な施設なんですよ♪

店内での飲食はもちろん、テイクアウトも可能。

プリンの種類は全4種。
「とろけるプリン」(プレーン)
「神目箒茶(かみめぼうきちゃ)プリン」(ハーブ)
「kamosumori 純米吟醸(かもすもり じゅんまいぎんじょう)プリン」(日本酒)
「OSBORNE シェリー酒プリン」(シェリー酒)
どれがいいか迷います……!

迷ったときはお店の人に聞くのが一番。今回はオーナーの山岸さん(左)と店長の渡辺さん(右)の2名から特別にお話を伺うことができました!

店長の渡辺さんは、フレンチ料理が最高においしい宿「醸す森」で3年間料理長を務められた実力者。「醸すカフェ」のプリンの味を作り上げたのも渡辺さん。

そんな彼のおすすめは、「とろけるプリン」
「プリンそのものの味で勝負するプレーン味だからこそ、召し上がっていただきたい」と、微笑みます。

~早速いただきます!~

おおっ!スプーンですくった瞬間からとろける!
口に入れると、とろ~りとしたクリーム状のプリンが、舌の上に優しく広がります。甘すぎず、のどごしもスムーズ。これはおいしい!!

おいしくてあっという間に食べてしまいました。

2個目に突入。
こちらは、オーナー山岸さんのおすすめ「kamosumori 純米吟醸(かもすもり じゅんまいぎんじょう)プリン」
なんと山岸さんは「酒匠(さかしょう)」の資格を持つお酒のスペシャリスト!「kamosumori(かもすもり)」は、日本酒に馴染みの無い人でもおいしく飲めるように作られた、山岸さんオリジナルブランドの日本酒です。

どんな味がするのでしょう……。実は日本酒「kamosumori」を飲んだことがありません。そもそもプリンと日本酒の相性はいいのでしょうか。

~ドキドキ!いただきます!~

プリンの上に、ぷるぷるとしたゼリー状の「kamosumori」が乗っています。崩れそうで崩れない絶妙な柔らかさ。
口に入れた瞬間、ゼリーが溶け、フルーティーな香りがふわり、ふわり。あれ?これは本当に日本酒かな?と思ってしまうほどクセがありません。プリンの優しい甘さと「kamosumori」の芳醇な甘さのハーモニーが最高。

日本酒が苦手な人でもおいしく食べられそうです。むしろ、日本酒「kamosumori」そのものに興味が出てくるほど、おいしい!!
「kamosumori」が気になる方は、醸す森公式オンラインショップで簡単に注文できますので、是非お確かめください♪

ほかの2品「神目箒茶プリン」「OSBORNE シェリー酒プリン」もご紹介♪

「神目箒茶(かみめぼうきちゃ)プリン」は松之山茶倉という地域で育てられているハーブティーが混ぜ込まれています。神目箒茶はホーリーバジルとも呼ばれており、精神安定や生活習慣病予防など、様々な効果があるんだとか。
まつのやま茶倉や神目箒茶についてはこちら

「OSBORNE シェリー酒プリン」は、実はお客様からの人気No1だとか……!?スペインのお酒・シェリー酒がプリンの上にそのままかかっています。

スペインは、松之山温泉街にそびえたつ大地の芸術祭作品「ブラックシンボル」を作ったアーティスト サンティアゴ・シエラの母国。
「日本でシェリー酒が飲める温泉街」というのも、松之山温泉郷の特色です♪

松之山温泉郷らしい魅力満点のプリンを食べに、是非お越しください♪

【「醸すカフェ」までのルート】
「醸すカフェ」は松之山温泉街の中ほど、日帰り温泉「鷹の湯」の隣にあります。少し奥まった場所にあるので、お越しの際はまず鷹の湯を目指すことをおすすめします。駐車場は鷹の湯の向かいの無料駐車場か、松之山温泉入口の無料駐車場等をご利用ください。

この看板が目印。鷹の湯の入り口近くまで来ないと見えてきません!

右側奥のガラス扉が入り口です。(左側の入り口はお店ではないのでご注意!)

【店舗情報】
醸すカフェ
住所 新潟県十日町市松之山湯本字川下19-1
電話番号 025-594-7105
定休日 火曜水曜中心(酒の宿玉城屋の休館日に準ずる)
営業時間 9時半~17時

この記事をかいた人

ちみ

蕎麦を食べたあとの蕎麦湯が大好物な協会スタッフ。写真が好きで、隠れた名スポットを探す毎日!