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朝日差し込む青田(あおた)【新潟県十日町市】

2025.07.22

7月21日の早朝。日の出と共に棚田を撮影してきました。
俳句の世界では、夏の田んぼを「青田(あおた)」と呼ぶのだそうです。稲が成長し、田んぼ一面が緑色に覆われた状態を表す夏の季語です。

蒲生の棚田
風にのってそよぐ程育った緑色の稲が朝日に染まる時間を知りたくて、日の出に合わせ蒲生の棚田を訪れました。
天気予報で日の出の時間は4時半と表示されていましたが、蒲生の棚田に朝日が当たるのは午前5時ころからでした。
画面左斜め上に太陽が昇り、雲の合間から日が出て、太陽の位置が高くなるにつれて雲は無くなっていき、田んぼに影ができました。
棚田周辺からは野鳥の声が聞こえる気温23度の心地いい場所でした。

星峠の棚田
次に訪れたのは、星峠の棚田です。
朝6時少し前に田んぼに到着。展望台には、だーれもいません。ここでも野鳥の声が響きわたっています。
田んぼの持ち主の方々が、あぜの草刈りを行っているおかげで、稲がこんもりと盛り上がっているように見えています。ふっくらと柔らかな稲が健やかに育っていますね。
これから稲穂ができる時期。栄養を与えてさらに元気に大きく育つように「穂肥(ほごい)」という作業がおこなわれるそうです。
田んぼを守り稲を育てている皆さん、暑い中の農作業、お疲れ様です!

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越後松代棚田群 蒲生の棚田

越後松代棚田群 星峠の棚田

棚田がつくりだす日本の原風景 へ|新潟県十日町市

 

この記事をかいた人

にぎりめし

料理とドライブが趣味で、旬の素材を生かした料理の修行中。