さとやまノート松代エリア

祝ほくほく線開業25周年!発祥の地の「まつだい駅」ってどんなとこ?

2022.03.13

南魚沼市の六日町駅と上越市の犀潟駅を結ぶほくほく線は、令和4年3月22日で開業25周年を迎えます。夏の暑い日も冬の豪雪の日も、毎日安全に私たちを運んでくれるほくほく線(∩´∀`)∩毎日ありがとう~!
通勤通学といった日常での利用はもちろん、十日町を旅立つときや帰省するとき、楽しい思い出や、切ない思い出など、多くの方にそれぞれ思い出があるのでは。

そんなほくほく線、十日町市内にある駅は美佐島、しんざ、十日町、まつだいの4つ。
ここ松代は山間の豪雪地にあり、かつては陸の孤島といわれるほど物資や人々の交流は過酷だったといいます。
「この不便な土地を切り開くのは鉄道だ!」と松代の有志が立ち上がり、鉄道建設運動が始まったのが昭和6年のこと。それから60年余り、様々な陳情や調査を経て着工、複数のトンネルを完成させ、平成9年に悲願のほくほく線開通となりました。

北口には、ほくほく線発祥の地として石碑が設置されています。

まつだい駅は無人駅です。北口の券売機で乗車券を購入してください。
乗車券をお持ちでなくても地下道を通り北口と南口を移動できます。
手前にあるのが石のモニュメント(現在は2mの雪の下で冬眠中zzz…)。
中ほどがほくほく線の線路とまつだい駅ホームの端っこです。白地に赤と青のラインが入った2車両が可愛く並んでいます。
奥にあるのが大地の芸術祭作品の「花咲ける妻有」草間彌生 (冬期は雪囲いされ非公開となっています)。

まつだい駅は道の駅まつだいふるさと会館と建物が繋がっており、鉄道の駅と道の駅が隣接している全国でも珍しい駅です。
道の駅内にはかつて活躍した「特急はくたか」の模型が!?実はこれ、お祭りでお神輿として地域の人が作ったものなんです。それにしても見れば見るほどよくできています!
今でもファンが多い特急はくたかは残念ながら2015年に廃止となりましたが、ここへ来れば会えた気分になれるかも?


まつだい駅ホームからは大地の芸術祭の拠点施設のひとつ、まつだい「農舞台」が見えます。駅から屋根づたいに移動できます。
松代地域にあるアート作品や棚田めぐり、日本三大薬湯 松之山温泉の玄関口としても利用されています。

そして現在では大地の芸術祭ラッピング電車の「DAICHI号」も活躍中!
アーティストのひびのこづえさんによって「夜と朝の妻有の森」をモチーフに2018年に誕生したデザインです。かわいいDAICHI号を偶然見かけるとラッキーな気分に♪

今現在はまだ2m以上の雪に囲まれているまつだい駅周辺。画像は全て雪がないときに撮影したものです。
平日でもほくほく線を見に小さいお子さんとお父さんが通いに来たり、地域ならではの面白い電車イベントが行われるなど、地域に愛されているほくほく線です♡

◆2022年3月19日(土)~3月21日(月)まで、「ほくほく線開業25周年記念事業」として道の駅まつだいふるさと会館にて開業時等の写真展示を行います。

◆2022年3月21日(月) 十日町駅で「開業25周年記念ほくほくまつり」を開催します。
記念乗車券発売、お菓子が当たる缶バッジガチャ、鉄道くじ、コンコースマルシェ、Nゲージ展示 、開業25周年特別鉄印、オリジナルグッズ、ホックン記念撮影など盛りだくさんの内容です。 

詳しくはこちらのチラシ
をご覧ください。


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■十日町駅西口 総合観光案内所TOCCO(トッコ)
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■オンラインストアはこちら!
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\\ほくほく線情報、噂の鉄印帳やオリジナルツアー情報はここから↓//
■ほくほく線 北越急行株式会社公式サイト
https://hokuhoku.co.jp/

この記事をかいた人

みーやん

アイコンは「絵本と木の実の美術館」のHachi cafeのドーナツです。この美術館でも活動されていた佐渡で人気のドーナツ屋さんのものです。