さとやまノート松之山エリア大地の芸術祭

大地の芸術祭・新作3作品が登場の松代城に登ってきたよー!

2021.07.23

開催延期となった「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2021」ですが、新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインのもと、準備してきた一部作品をご覧いただける「今年の越後妻有」が7月22日より始まりました。

松代エリアでは、まつだい「農舞台」や松代城を含む城山一帯を『まつだい「農舞台」フィールドミュージアム』としてお楽しみいただくことができます。
今回は目玉施設のひとつで1~3階にそれぞれ新作ができた、松代城をレポートします(^^)/

かつて狼煙(のろし)の城だった松代城。今は松代の街並みや山々を一望できる建物となっています。
ほくほく線まつだい駅隣接のまつだい「農舞台」から、今回はシャトルバスと徒歩で到着。バスは時間制ではなく随時出ており、5分程で中腹まで運んでくれます。そのあとは急な坂道を10分程登ります!

汗だくで息を切らして到着すると、外観からは想像できない作品が目の前に…。これまでも瀬戸内国際芸術祭で作品を発表しているイタリアの作家エステル・ストッカー氏による作品。
「憧れの眺望」/エステル・ストッカー

2階には黄金の茶室がお目見え。ま、眩しい!花や鳥の他にフキノトウ、虫、カニ、魚、…!2018年の大地の芸術祭では松代の「黄金の遊技場」が話題になるなど黄金シリーズが人気の作家 豊福 亮氏による茶室。
「樂聚第」/豊福 亮

3階へ上がると、美しい景色が広がり涼やかな風がとっても気持ちいいです。人気作品「脱皮する家」(今回は宿泊者のみご覧いただけます)の作家チームによる作品で、差し込む光で映し出される陰影や輝きがとてもきれいです。
「脱皮する時」/鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志

黄金の台座に座ってお殿様気分を味わってみては♪
松代城でドリンクを販売していました♪ 
ユキオトコサイダー300円でプハーー!と休憩。帰りは徒歩なのでここで鋭気を養います…。
写真は待ちきれず飲みかけ📷

緑に包まれる帰り道。

松代城からまつだい「農舞台」までは、寄り道をしないで徒歩約30分かかりました。
正直大変な道のり!でも想像以上の素晴らしい新作を鑑賞できました。行ってよかった(*´Д`)
この他にも城山には屋外作品がたくさん点在しています。
車両が入れないなど交通規制されている箇所もあります。事前に情報確認したうえ、体力と相談しプランを立てることをおすすめします☆

まつだい「農舞台」から松代城(高低差約200m)へのアクセスは4種類↓
①徒歩約30分
②レンタサイクル+徒歩約10分 ※城山内に限り300円でレンタル可。
③シャトルバス+徒歩約10分 ※土日祝日のみ運行。帰りは歩きか、バス降車場で送りのバスを待ち乗車も可。行きの利用者がいない場合バスは来ません。
④自家用車+徒歩約15分~20分
※アクセスするには必ず徒歩が含まれます。急な坂が続きますので、歩きやすい靴や暑さ対策をお忘れなく。

▼越後妻有 大地の芸術祭の里「今年の越後妻有」
会期:令和3年7月22日(木曜日・祝)~10月31日(日曜日)※作品や時期によって開館日が異なります。事前にご確認ください。
セット券:一般2,500円、小中学生1,000円
(越後妻有現代美術館MonET(モネ)、まつだい「農舞台」フィールドミュージアムの2施設その他をご覧いただけます。)

※各施設単独チケットあり。

【松代城】
料金:500円。※セット券、農舞台チケットをお持ちの方は券提示で鑑賞できます。
開館時間:10:00~17:00 火・水休み(8/7~15は無休)
建物内は靴を脱いで上がります。3階の天守閣まで階段です。

▼「大地の芸術祭」の里公式ホームページはこちら

この記事をかいた人

みーやん

アイコンは「絵本と木の実の美術館」のHachi cafeのドーナツです。この美術館でも活動されていた佐渡で人気のドーナツ屋さんのものです。