さとやまノート松之山エリア大地の芸術祭

大地の芸術祭作品「最後の教室」への行き方は!?

2023.08.15

現在開催中の大地の芸術祭「2023年の越後妻有」
旧東川小学校全体を使った「最後の教室」(クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン)は松之山エリアにある人気の作品です。

大地の芸術祭でいくつかの作品を発表してきたクリスチャン・ボルタンスキー。越後妻有里山現代美術館キナーレ(現MonET)で、大量の衣類が積み上げられ人間の生死を表現した2012年の作品「No Man’s Land」が記憶に残っている方も多いかもしれません。残念ながら2021年に亡くなられましたが、「最後の教室」は今もなお国内外からファンが訪れ、昨年は森山未來さんのパフォーマンスが行われるなど、今もなお注目され続けています。

人気作品ではあるものの、バスや電車が通らない山の中にあるため、開館状況とあわせてアクセスについても事前に確認する必要があります。アクセス方法は主に以下の3つです。

①車(自家用車、レンタカー)
大地の芸術祭の会場は東京23区よりも広範囲。公共交通機関で行けない所も多いので他の作品とあわせて巡るのにも車が便利です。
国道353号線。右奥に見えるのが松代方面へ向かう高館トンネル、写真左の道に曲がると約1kmで「最後の教室」に到着です。
②タクシー
まつだい駅からは片道約20分、約4,800円です。
鑑賞中、タクシーに待機してもらう場合は待機料が加算となります。
観光タクシーとして他の作品や、美人林に棚田といったスポットを巡るのも良いかもしれません。

③レンタサイクル
まつだい駅で自転車の貸し出しを行っています。
まつだい駅から「最後の教室」までは片道約50分。アップダウンがある山道なので、体力があり自転車に乗りなれている方におすすめです。ママチャリタイプ4時間1,000円~と、スポーツタイプ4時間1,500円~の自転車があり、どちらも電動アシスト付きです。インターネットからご予約ください。
レンタサイクルの詳細・ご予約はこちら
https://www.tokamachishikankou.jp/special/rentabike/

また、8月19日からは「十日町めぐりシャトルバス」の運行が始まります。
「最後の教室」も発着場所となっています。上手く組み合わせ各所を巡ってみてはいかがでしょうか。
運行日:8月19日(土)~11月5日(日)の間の土日祝ほか
料金:大人1,500円、こども800円 1日乗り放題チケット
①まつだい駅-最後の教室-松之山温泉-キョロロ-清津峡渓谷トンネル
②十日町駅-絵本と木の実の美術館-博物館-モネ-清津峡渓谷トンネル
詳細・ご予約はこちら
https://onl.la/WK3gX81

「最後の教室」から車で2~3分の場所には塩田千春「家の記憶」があります。あわせて見学されてはいかがでしょう。https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/house_memory/

大地の芸術祭作品「最後の教室」
所在地:新潟県十日町市松之山東川192(旧東川小学校)※駐車場あり
開館期間:通年公開(2023年4/29-11/27:祝日を除く火水定休、11/28-2024/3/31:土日祝のみ)10:00-17:00(10-3月は16:00まで)
休館:4/29-11/27:祝日を除く火水定休、11/28-2024/3/31:平日
料金:一般800円、小中400円 ※期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットで入館可
https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/the_last_class/

※大地の芸術祭は火・水曜日がお休みです。
作品や施設によって開館時間が異なりますのでお出かけ前にご確認ください。

この記事をかいた人

みーやん

アイコンは「絵本と木の実の美術館」のHachi cafeのドーナツです。この美術館でも活動されていた佐渡で人気のドーナツ屋さんのものです。