さとやまノート川西エリアグルメ

へぎそばレポ「小嶋屋総本店」さんにお邪魔してみました!【十日町グルメ】

2022.11.03

十日町を代表するグルメといえば「へぎそば」!今年3月には、文化庁から地域に根付く食文化として「100年フード」の認定を受けました。

今回は川西エリアにある「小嶋屋総本店」さんにお邪魔して、おいしいお蕎麦をレポートさせていただきます!

店舗紹介


  1. お店の周辺には田んぼが広がっており、春夏秋冬の十日町らしい景色を眺めることができます。そして小嶋屋総本店さんといえば大きな水車!お蕎麦への期待も高まります。

    テーブル席やカウンター席、畳の個室や広間などがある広い店内。さてさて、楽しいメニュー選びの時間です。
    グランドメニューのほか、季節のメニューは2か月毎に入れ替わるので、何度も足を運びたくなります。

    おそば専門店ではありがたい。お子様メニューもあるので小さいお子さん連れでも安心。家族みんなで楽しむことができます。

    女性スタッフ考案のデザートメニューも2か月毎に変わるんだそう♪お蕎麦の後のお楽しみ( *´艸`)
    さてさて、今回は1番人気の「天へぎ」(へぎそばと天ぷら盛り合わせ)をいただくことに♪
     \どどどーーーん/

    そばつゆと天ぷらの香ばしい香り…雰囲気だけでも伝わるでしょうか!?
    そして、そばちょこはなんとオリジナルの有田焼。江戸時代のものをモデルに、天ぷらをつけやすいよう少し大きめになっているのが特徴で、食器からも店主のこだわりを感じることができます。

    茹でたてツヤツヤ!水のきれないうちにいただきます!
    つるつるん!
    しっかりとした歯ごたえとお蕎麦の香り、そして布海苔だからこそののど越し。
    一人で3~4人前を食べる方もいるそうで、全国にファンがいることも納得の味です。
    天ぷらも旬の食材がさっくさくに揚がっています。

    「へぎそば」3つの特徴。
    「へぎ」といわれる木の器を使っている
    ②つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使っている(織物が盛んな土地柄手に入りやすかったといわれている)
    ③一口で食べやすいようくるっと盛り付ける(織物の糸を巻く「かせ繰り」の動作・形から生まれたといわれている)
    十日町市の特産品である織物と深い繋がりがあるんですね。

    そば粉は十日町市産「とよむすめ」と北海道産の玄そばをブレンド(乾麺「手繰りへぎそば」という商品は全てとよむすめ)。良質な玄そばの自家製粉にこだわり、石臼挽きによる「挽きぐるみ」という製法でそばの味・香り・栄養を最大限活かします。

    そして、そばつゆに使われているお醤油は県内で特別注文したもの。お蕎麦に合うように作られているんです。つゆも味わってほしいことから、お蕎麦が浸かるほどたっぷりつけて良いんだそうです。ちょっと邪道?なんて心配しなくて大丈夫です。そして音を立ててズズズッとすすっていただくのがより一層美味しくなるポイントなんだとか。

    そして薬味のバリエーションが多いのも楽しみのひとつ。
    すりごま、ねぎ、わさび、ゆず七味…全て抜かりなくこだわっている薬味たち。味変を楽しみましょう♪

    そして小嶋屋総本店さんといえば薬味に使う練りからし。そばつゆに溶かすのではなく、お蕎麦に直接少しだけ塗りつけていただく裏技を教えていただきました。からしの香りが立ってやみつきの味わいに。

    天ぷらを塩でも味わえるよう小皿を付けてくれます。3種類の塩全てを試してみては。

    人気のゆず七味はお土産にも購入可能。食後のそば湯に一振りすれば身も心も満足~。
    お蕎麦メニューの他にも、「季節の天ばら膳」や、新潟名物、特製の「ロースたれかつ重膳」など十日町産の魚沼コシヒカリを使ったご飯メニューも大人気。お蕎麦もセットで味わえます。

    そんな小嶋屋総本店さん、実は今年でなんと創業100周年!!
    期間限定で特別メニューが味わえるほか、特別企画として「蕎麦猪口と御箸のセット」を販売中。

    驚くことに御箸の素材にはそば殻が使われているんです。店頭やショッピングサイトから購入できるのでチェックしてみてください。
    https://hegisoba.net/products/detail.php?product_id=129

    店舗入口はちょっとした博物館のようで、お蕎麦にまつわる品々の展示やへぎそば物語りの解説があります。入店を待つ間もそれらをじっくり見ていれば、お蕎麦がより美味しくなりそうです。
    布海苔はこんな姿をしているんですね。

    こちらの他にも十日町市には美味しいお蕎麦が食べられる店舗が点在しています。
    現在開催中の「地そばスタンプラリー」をご存知ですか!?

第15回へぎそばの里越後十日町「地そば」まつり「スマホでスタンプラリー」

今年の十日町「地そば」まつりは「スマホでスタンプラリー」。めざせコンプリート!!!十日町市・津南町のへぎそば店と大地の芸術祭作品を巡ってステキな景品をゲット!(十日町地域へぎそば組合主催)

  • スタンプラリー期間:9月11日(日)~11月13日(日)
  • 参加方法:
    ①スマホアプリ「furari」をダウンロード。
    ②参加そば店でへぎそばを食べ会計時に備え付けのQRコードを読み込み、スタンプをゲット!※営業日・営業時間は変更になる事があります。事前に確認してください。
    ③指定の芸術祭作品を巡りスタンプをゲット!(作品付近でアプリを起動するとGPSで認識されます)※対象作品以外ではスタンプは取れません。
    ④「furari」アプリ内から応募しスタンプ数に応じて素敵な商品をプレゼント!※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
  • 景品
    A.コンプリート賞 抽選で4名様(全23か所)
    ・松之山温泉又は当間高原ホテルベルナティオ1万円の宿泊補助券+大地の芸術祭グッズ
    B.へぎそば全店賞 全員プレゼント(へぎそば店17か所+芸術祭作品2か所)
    ・へぎそば組合オリジナルTシャツ+そば店食事券(1,000円)
    C.特別賞 抽選で50名様(へぎそば店8か所+芸術祭作品2か所)
    ・そば店食事券(1,000円)40名様
    ・ハイグレード乾麺セット10名様
    D.参加賞(へぎそば店2か所+芸術祭作品1か所)
    ・そば店食事券(200円)
    E.アンケート回答賞 抽選で30名様(へぎそば店、芸術祭作品いづれか)
    ・大地の芸術祭グッズ

小嶋屋総本店
所在地:新潟県十日町市中屋敷758⁻1
営業時間:11:00~21:00(LO.20:30)※冬季期間は天候により閉店時間を早める場合あり。
定休日:不定休(2022.11.8臨時休業)
席数:120席
駐車台数:40台
公式ホームページ:https://kojimaya.co.jp/

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みーやん

アイコンは「絵本と木の実の美術館」のHachi cafeのドーナツです。この美術館でも活動されていた佐渡で人気のドーナツ屋さんのものです。