さとやまノート川西エリア春
観光協会職員のナゾ趣味「今にも消えそう…」な残雪を求めて【新潟県十日町市】
2025.05.03
4月に入っても1メートル以上残っていた雪がどんどん消えて残りわずか…。いつの間にか雪が減ったな~とか、残雪がこんな面白い形になっている!なんて思う雪国の方も多いのでは。今回は観光協会職員のナゾ趣味と題し、残雪は残雪でも愛してやまない「今にも消えそう…」なわずかな残雪をご紹介します!
気温20度を超えたこの日も、太陽熱と地熱、そして春のやわらかな風で雪解けが進んでいました。
3メートル近くあった雪もこのとおり。ちょっとだけ水玉模様。
すると早速「今にも消えそう…」な雪を発見!
佐渡島のトキではありませんか!はるばるようこそ。
こちらは日本海から来たイルカでしょう。あと1~2日で消えてしまいそう。
モグラ、だんごむし?
続けて風前のともしびな残雪を求め彷徨っていると、この日のベストオブ「今にも消えそう…」な残雪を発見!5センチサイズの残雪です。もはや残雪といえるのかというほど、透き通った氷の粒がかたまりとなってキラキラしているではありませんか。この写真のどこにあるかわかりますか!?透明に近くて始めは気が付きませんでした。1~2日どころか、あと数時間で消えることでしょう。
道の駅 瀬替えの郷せんだの駐車場
こちらはまだ消えるのに数日かかりそうですね。
と思っていたら、看板のふもとにわずかな雪が!長い冬が終わり消えゆく姿です。
暖かくなる春を迎え嬉しい気持ちと、過ぎた冬への惜別の気持ち。そんな思いが入り混じる「今にも消えそう…」なわずかな残雪に、スノーマンの絵本を思い出します。少年と楽しいひと時を過ごすものの翌朝にはとけてしまう雪だるまのお話。
春先に山にあらわれる「雪形」(残雪のかたち)でその年の豊作を占うといった風習がある地域もあります。
消えゆく雪とともにある雪国の春。今の季節だけの風景を見に来てみてはいかがでしょうか。
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観光協会スタッフ
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