さとやまノート十日町エリア冬イベント
“旅先”じゃなく“帰る場所”へ、この冬「帰る旅」で雪国の暮らしを体験してみませんか?
2025.11.10
最近、「帰る旅」という言葉を耳にしたことはありますか?
“観光地を訪れる”ではなく、“地域の人とつながりながら、何度も帰りたくなる場所をつくる”という新しい旅のかたち。
その地域に暮らす人のように、ちょっとしたお手伝いや行事に関わることで、旅先が“帰る場所”に変わっていく。そんな温かい関係性を生み出すのが「帰る旅」です。
雪国観光圏(魚沼市、南魚沼市、湯沢町、十日町市、津南町、みなかみ町、栄村の7市町村)エリアで取り組む「帰る旅」は、旅行先に「ただいま」と言って帰る、第2のふるさとが旅先にできる、地域と旅行者の新しい関係性を目指す取り組みです。
■ この冬、「帰る旅」では日帰りイベントが続々スタート!
冬の「帰る旅」は、雪国らしい暮らしの知恵や地域のしごとをテーマにした日帰り体験イベントが目白押し。
たとえば——
●古民家の冬支度を体験する「雪囲い」
●お正月に欠かせない「しめ飾り」づくり
●地域の農業と福祉がつながる「農福」活動
●地域の宿泊施設を支える「宿DX」体験
どれも観光というより、“地域の暮らしにちょっとおじゃまする”ような体験ばかり。
旅のあたらしいスタイルとして、全国から注目を集めています。
(詳しくは👉 「帰る旅」公式noteの記事はこちら)
■ 十日町市でも「帰る旅」が動き出しています
実はここ十日町市でも、「帰る旅」の取組みが始まっています。
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地域再生の鍵『農福連携』。雪下ダイコン収穫×福祉業の現場見学ツアー
人口減少・豪雪地帯の地域課題に挑む!
『農福連携』で創る未来のコミュニティに出会う旅
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この企画は、十日町市を拠点とする福祉事業所「ワークセンターあんしん」さんによるもの。あんしんさんでは、「農業」と「福祉」を連携した注目の取り組み『農福連携』を推進しています。

【体験ポイント】
●雪下ダイコン収穫体験(当日の降雪状況により「除雪体験」に変更の場合あり)
豪雪地帯ならではの知恵。雪の下で育まれた大根を、障がいのある方々や地域のスタッフと一緒に収穫します。収穫した雪下大根は、お土産としてもお裾分けします。
●「ワークセンターあんしん」の現場見学
『農福連携』をテーマに、地域課題を解決する現場の様子を学び、理解を深めます。 雪国で力強く根付く、地域と人が共生する未来を、あなた自身の目で見てみませんか?
この革新的な取り組みを行う「ワークセンターあんしん」のプログラム。地方創生やコミュニティ活動に関心のある皆さんにおすすめです。
■ 今年の冬、あなたも“帰る旅人”に。
大きな準備はいりません。
雪国のくらしに少し触れてみたい、地域の人の話を聞いてみたい——そんな気持ちがあれば十分です。
この冬、雪国を舞台に「帰る旅」に出かけてみませんか?
きっと、心のどこかが“あたたかく帰る場所”を見つけるはずです。
「帰る旅」をもっと知りたい
「帰る旅」の取組はnoteで更新中
この記事をかいた人
まーさん
十日町生まれ十日町育ち、こよなく地元を愛する観光協会スタッフ。 好きな食べ物は、レバ刺しとビール。