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縄文土器と触れあう夏!十日町市博物館で“本物”に出会おう【新潟県十日町市】
2025.07.18
“国宝級のカッコよさ”を感じに来ませんか!?
教科書などで誰もが目に触れたことであろう縄文土器。その“本物”を見たことがありますか!?ここ新潟県十日町市は県内で初めて国宝指定された火焔型土器が発掘された場所。そんな国宝が展示されている十日町市博物館へお邪魔しました。
令和2年に移転オープンした十日町市博物館。白を基調とした外観が目を引きます。
館内は「縄文時代と火焔型土器のクニ」「織物の歴史」「雪と信濃川」の3つのテーマごとに分かれており、展示室に入ると一気に別世界!こちらは縄文時代の展示です。
国宝 火焔型土器とほぼ同じ大きさ重さのレプリカは本物そっくり!実際に触れたり持ち上げることができます。
大きな画面に自分が映り、縄文ファッションをバーチャルで楽しめる仕掛けも。
そしていよいよ国宝展示室に入ると…。
か、かっこいい!!市内の笹山遺跡で発掘された火焔型土器(国宝 指定番号1)が展示されていました。展示方法も計算されつくしているんだろうなと感じる空間。本物の存在感に圧倒されしばらく見入ってしまいました。
そして、8月24日まで夏季企画展「火焔型土器だけじゃない! 十日町の縄文」を開催中です。
同じ縄文時代でも時期により違いがある土器。常設展示されていない逸品にお目にかかれるチャンスです。なんでこんな模様を付けたの?なんでこんな形になったの?実際に使ってた?あれやこれや思いを巡らすのも面白いですね。
会期中には学芸員さんによるギャラリートークが開催され、縄文土器についてより深くそして身近に感じることができます。この日、解説してくれたのは学芸員の笠井さん。「十日町市内では380カ所から縄文遺跡が見つかっています。ぜひ色んな方に展示を見てもらいたいです」とのこと。ギャラリートークには小さいお子さんから大人まで参加しているそうで、多い時には40人程が参加するという人気ぶりです。
解説の後は学芸員さんに質問もでき、素朴な疑問からマニアックな質問まで貴重な答えが聞けるかもしれません。(ギャラリートーク開催は7月27日、8月10日、8月24日の午前・午後各1回)
夏季企画展詳細:https://www.tokamachi-museum.jp/event/250531-250824-subetedoki/
そして十日町市博物館といえば、知る人ぞ知る縄文グッズの聖地!ミュージアムショップではカラフルでポップなものから、洗練された芸術的なものまで、多種多様なグッズが並びます。わくわくどきどき。
お土産に火焔型土器の形をした縄文サブレをゲット!火焔型土器モニュメントの前で記念撮影。
お土産を購入すると博物館の外観と同じ模様の紙袋に入れてくれるという嬉しいサービスが!かわいくて捨てられない…。
記念スタンプにも火焔型土器!
ミュージアムDEビンゴ、ミュージアムDE謎解きにも挑戦しよう。
博物館面白かった~と駐車場に戻る途中でも縄文を発見!来るときには気付かなかったのですが、すっかり「縄文の目」になっていたようです。敷地内に何ヵ所かあるので見つけてみては。
お子さんの夏休みにおすすめなのはもちろんのこと、大人が夏休み気分で縄文研究しても面白そうです。思い思いに楽しんでみてはいかがでしょう。
十日町市博物館 TOPPAKU
所在地:新潟県十日町市西本町一丁目448番地9(十日町駅より徒歩10分)
開館時間:9時00分~17時00分(入館16時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合翌平日)、年末年始
料金:一般(高校生以上)600円、中学生以下無料
公式ホームページ:https://www.tokamachi-museum.jp/
\今年も十日町縄文ツアーズ開催します/
本物の土器に触れたり、特設縄文レストランでの食事を楽しめる日帰りツアーです。
https://www.tokamachishikankou.jp/jomon-tours/
この記事をかいた人

みーやん
名物へぎそばの食べ比べに最近はまっています。 お出かけと猫が好き♪ 写真:「絵本と木の実の美術館」Hachi cafeのドーナツ