JR東日本主催 『駅からハイキング』、十日町駅スタート&ゴールのコース「県史跡大井田城跡と笹山じょうもん市を巡る」に参加してきました。
歩行距離は約14km、でも比較的アップダウンの少ないコースということで、元気にしゅっぱーつ!
十日町駅前から始まります。まだみんな元気。

まず最初は、「天神囃子」でおなじみ魚沼酒造さん。
ここまで徒歩で約40分。

のっけから試飲というお楽しみ(*^。^*)
キンキンに冷えた「天神囃子」は最高なのです~。

おいしいお酒が眠る蔵へ。一定の温度が保たれたこの場所で熟成されます。

麹をつくる部屋。あっ見たことある~と声が上がります。

魚沼酒造さんを後にして、「笹山じょうもん市」でトイレ休憩。
お昼にまた立ち寄りまーす。
大井田城跡へ。ここからはひたすら登り坂(・。・;
みなさん口数が減ってきたような・・・

結構手前に入口が・・・。

はい、到着~。長かった・・・
(しかも何分かかったか計り忘れましたよ)
ここが城跡のてっぺん。
実は大井田城に関する資料はほとんどなく、謎が多いのです。
南北朝時代に勢力を持っていた新田一族の一門として伝えられているそうです。

十日町を一望。河岸段丘の地形がわかりますね。

下山はさくっと行きます。下るだけなんで(゜_゜)
と言いつつ、そろそろ何もないところでつまずきだす頃です。
さて、「笹山じょうもん市」にて昼食。豚汁をサービスしていただきました。


この「笹山じょうもん市」、今年もすごい人出。
駅からハイキングではあまり時間がなくてお邪魔できませんでしたが、さまざまなイベントが催されていて楽しそうでした。
笹山遺跡は、新潟県初の国宝である「火焔型土器」が出土したことで有名ですね。
こんな感じで出てきたようです。
しかし見つけた人、驚いたと思います。
ぐるぐるしたのが出てきたー!って。

これから神宮寺さんへ向かいます。途中の公園の景色に和みます。


見事な山門。
この山門と観音堂、安置された仏像3体が県指定文化財です。

秘仏である十一面千手観音像が安置されている観音堂。
見事なかやぶき屋根は、地元の方の協力のもと、毎年少しずつ葺き替えています。

さて一路、十日町市博物館へ。
これが圧倒的な存在感を示して鎮座する火焔型土器。
この複雑な形状の土器、実際にお米を炊いた跡(おこげが付着)があるそうで、実際に祭事の煮炊きに使用されていたようです。

「こしき」と呼ばれる、今で言うスコップのような道具。
これで雪をかいていました。
積雪期の道具も多数展示されています。

博物館から、道の駅クロステンへ。
ここでお土産を購入。ジェラードやフレッシュジュースもあります(^.^)
十日町駅を朝9時15分に出発、帰ってきたのは3時45分ごろ。
いや~歩きましたね~。
お天気が良かったので、気持ちよいハイキングでした。
翌日の筋肉痛は結構つらいものがありましたが(*_*)
十日町には歴史的に興味深い史跡が多く残っています。
(徒歩とは言わないまでも)ぶらりと散策に、ぜひお出かけください!