ここ数日、良いお天気が続いています。真っ白い雪と真っ青な青空。
冬は基本的に曇りor雪が降っているのが雪国・十日町。
なので、こんな好天の日は外へ出て太陽を満喫!
そんな週末26日・27日にかけて、 『雪アートプロジェクト2011』 が開催されました。
場所はまつだい農舞台と、その後ろの城山近辺。
入ってすぐ目を惹いた、雪アート・新潟ユニットによる炎を模したオブジェ。
雪の上でめちゃめちゃ燃えてます。
小沢剛さんによる、かまぼこ型倉庫の形の凧。下にくっついている黄色いのは地球とのこと。
なんでかまぼこ型倉庫?というと、2003年の大地の芸術祭で「かまぼこ型倉庫プロジェクト」という作品で参加された作家さんなのです。
城山へ続く道を上がっていきます。
その途中から見える、こちらも雪アート・新潟ユニットによる雪原に描かれた作品。
開発好明さんの「雪温泉」。
冷たい雪を溶かして沸かして、あったかいお風呂に。意外と熱め。
ただ今開発さんご本人が入浴中。
足湯もあります。私も足湯体験させてもらいました。これが結構あったまる!
さらに上へ行くと鳥たちがいっぱい。木村崇人さんの「冬の風見鳥」です。
妙にリアルです。でもちょっとかわいい。
道の途中には、かまくらに植物を活けたようなこんな作品も。
27日には、農舞台館内の作品「黒板の教室」にて、先ほどの小沢剛さんと現代美術作家の島袋道浩さんによるトーク 『冬のかまぼこ 小沢剛、島袋道浩-雪の中で話す。』 が開催されました。
会場にお2人の姿はなく、「ここだよ~」とマイクからの声のみが響く教室…。
あっ、あれはもしや。
寄ってみます。
左が小沢さん、右が島袋さん。
こんな登場の仕方ありか!と思った瞬間。
この後お2人とも教室に戻り、今までのご自身の作品の紹介や製作プロセス、海外で活動される機会が多いお2人ならではのエピソード、などなど興味深いお話ばかりであっと言う間の2時間弱でした。
雪を使っての様々な作品を、思いっきり体感できた2日間でした。
そして十日町での冬イベントはまだまだあります!
3月5~6日 第25回 かわにし雪まつり
3月12日 雪原カーニバルなかさと2011
3月12~13日 第24回 越後まつだい冬の陣
3月20日 松之山温泉スキー場 スキーカーニバル
3月26~27日 にいがた十日町 こめ米道楽まつり
春直前、でもまだまだ雪が残る十日町では冬イベントが満載です!
ぜひ足をのばしてお出かけください!
撮影日:2011年2月26日