松之山温泉合同会社まんま加盟旅館では、おいしい朝ごはんプロジェクトとして、地元で採れる魚沼コシヒカリ棚田米に合うご飯のおともを開発しています。
「地元のお米はおいしい」、十日町市やこのあたり周辺に住む人は当たり前に思っていることを、宿泊される方にもっと伝えよう、そしてよりおいしく召し上がっていただこうとの思いから始まりました。
四季毎に地元の食材を使った朝食の付け合わせを、共通メニューとして各旅館で提供しよう!という試みです。
地元で古くから食べられてきたものを現代風にアレンジし、今年の1月から
冬バージョンの十日町市川西産“自然薯”と大根おろしの「とろろ朝まんま」に始まって、
春は地元の山菜をフキ味噌のようにした「山菜朝まんま」、
夏は地場産夏野菜を細かく刻み味付けした「やたら朝まんま」を提供してきました。
今回は秋バージョン「きのこ朝まんま」の試食発表会に行ってきました!

旬のキノコ<松之山産なめこや天然きのこをメインに十日町産のエノキやシメジなど>をオリジナル味噌「まんまの味(み)」で味付けした一品。これに松之山産なめこたっぷりの味噌汁もあわせて。
春から冬の4種類とも、レシピはベースに基づきながらも、中身や味は旅館ごとにアレンジしてあります。
「まんまの味(み)」とは、松之山に古くから伝わる発酵食品<味噌・しょうゆの実・酒粕・塩の子>を合わせた調味料で、秋のきのこ朝まんまと春の山菜朝まんまで使われます。
春にお客様にお土産で買っていきたいとのご要望をいただき、現在商品化に向けて鋭意開発中とのことです♪
今日は、4軒の旅館の朝まんまが試食できました。・・・ご飯が進みました(笑) 試食でおなかいっぱい(爆)
そして一昨年から、まんま加盟旅館ではオリジナル料理「棚田鍋」を夕食時に提供していますが、今日は各旅館でさらに試行を重ねバージョンアップした棚田鍋の試食もいただけました。


松之山温泉周辺に広がる棚田を含めた里山の風景-。
このイメージを基に、地元の棚田で採れたお米を最大限に活用した料理を開発しようと、お米を重湯仕立てにした特性スープと、雪をイメージした大根おろしを入れることを共通にして作られています。
具材は各旅館オリジナルなので、参加旅館6軒分、6種類の棚田鍋があります。(今日は4軒のみ)
季節によって、旅館によっても異なる「棚田鍋」と「朝まんま」。
新しい、そして楽しい試みが続いています。そしてこれからも続きます。
日本三大薬湯の松之山温泉へ、温泉はもとよりお料理も楽しみにお越しになってみませんか
撮影日:2010年10月15日