さとやまノート十日町エリア春
松代地域犬伏集落の鯉のぼり
2015.05.03
間もなくやってくる子どもの日!
子どもの日といえば鯉のぼり!
十日町市の松代地域にある犬伏集落では川をまたいで鯉のぼりが設置されております。
岸から岸へどう渡しているのか気になったので取材にいっていました。
まず支柱となる木を保護し、滑車をかけます。
そして川へ渡す際に使用する重要アイテムがこちら!↓
中央にある棒状の物…
いったいどんな特殊な器具なんだろうな~と思っていたらビックリ!
ごく普通の竿でした。
この竿を使ってロープを対岸へ移します。
そして対岸へ渡した後、対岸側のロープと竿を結び、リールを使って手元へ手繰り寄せます。
そして竿を振った人の手元へ届くと、そのロープ(上の画像の白い方)を、鯉のぼりをつるすためのワイヤーへ結びます。
そして対岸の人がロープを手繰り寄せ、ワイヤーを持っていくわけですね。
(白い糸につながっている木の枝のようなものがワイヤー)
これで鯉のぼりをつける準備が出来ました!
そして住民の方々が慣れた手つきで鯉のぼりを取り付けていきます。
そしてついに谷部分いっぱいに鯉が泳ぎだします。
これと同じことをもう一度行い、2列の鯉のぼりが完成いたしました!
なんと半日で完成。集落の方々のチームワークの良さはすさまじいものでした。
ちなみに始めたばかりのころは1列で1日かかっていたとの事。みなさん精錬されております。
この鯉のぼりは5月9日まで楽しめますので、興味を持たれた方はお早めに!
ちなみに場所は「そば処 松苧」さんのすぐ近くにある橋付近となっております。
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