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炎に願いを込めて♪大白倉バイトウ

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2018/1/22

炎に願いを込めて♪大白倉バイトウ

2018.1.14 大白倉集落で小正月行事の「バイトウ」が行われました!!

「バイトウ」とは、今から300年以上続いていると言われている集落伝統の小正月行事で、毎年1月14日に行われています。
★概要についてはコチラをご覧ください。

 

全国的に見ても「小正月」には、農耕生活に結びついた行事があちこちで行われているようですよね~♪
十日町市の各地でも、いまだ昔ながらの小正月行事を受け継いでいる集落が多くあり、「若木迎え」から始まり、「鳥追い」や「ほんやら堂」、「モグラ追い」、「さいの神(どんど焼き)」など盛り沢山の行事があるようです。
面白いのは地域や集落によって、行事の内容や形態、呼び方など少しずつ違いがあるところ~♪
大きく括れば同じようなことをしているのですが、地域や集落によっては異なる特徴をもっていたりします。

 

そして、このバイトウも特徴をもつ小正月行事のひとつ!

雪とケヤキとワラを使ってバイトウと呼ばれる巨大な小屋を作るのは、十日町市でもこの集落だけのようです。

 

今年も秋から準備が始まり、
1月13・14日の2日間をかけて大人約20人で作成しました(๑• ㅂ• )و✧

↓組み立て作業の様子をムービーにしましたので、お時間がありましたらご覧になってみて下さい!
※手振れによる画面酔いにご注意ください。

 

バイトウが完成し夕方5時くらいになると、小屋の中で酒宴が始まります。

以前は村人だけの行事として行われていましたが、雪の中の火祭り “越後の奇祭” と注目されるようになったことから、いまや集落内外から人々が集まる様になり、午後8時ともなればバイトウ内に入りきれない程の人が集まります。

集落に関わる人からの挨拶があったり、祝い唄「天神ばやし」が披露されたり、何度も乾杯をしたりして、1年間の健康や豊作を願いました(*´∪`*)

↓酒宴から点火の様子については、こちらの動画をどうぞ!
(川西ビデオクラブ提供)

 

午後9時過ぎると、いよいよクライマックス!
バイトウへの点火です。

中から火が放たれると、一気に燃え上がりました(*゚o゚*)
バイトウでは、この燃え上がる炎で今年の作柄を占う風習があり、
まっすぐ高く上ると縁起が良いとされています。

今年はお天気も良く
約30mの火柱が星空にむかって真っすぐ上がり
「豊作間違いなし!」

万歳の声が山合いの小さな集落に響きました (*ゝ∀・*)ノ

人生において、これだけの炎を見ることができるのは
そうあることではないですよね!

その迫力に圧倒されならがも、雪原が赤く染められる光景には感動を覚えました。

 

最後に・・・
無事、成功裏に終える事ができた「大白倉バイトウ」ですが、
たくさんの方からの協力がなければ続けることができない行事となっています。

特に今回は人手が足りない状況でしたが、
バイトウを応援してくれる近隣地域の人々や東京からのインターン生などなど
たくさんの支援のお陰で行うことができました。

本当にありがとうございました!!

限界集落となりつつある大白倉集落ですが、
今後もこの伝統ある「バイトウ」を続けていけるよう観光協会としても
出来る限り協力していきたいと思います。

引き続き、バイトウの組み立てボランティアも募集していきたいと思いますので
ご興味がある方はぜひ!来年の1月14日、大白倉にお越しください(^^)/